「文化の翻訳」WSで発表します

ワークショップ「「文化の翻訳:社会的、芸術的、科学的交流における問題を考える」にて「帝国化する耳:近代日本で「他者」を聴く 」というタイトルでお話しします。
以前、Noise Uprising: The Audiopolitics of a World Musical Revolutionの書評ワークショップ@2016年JASPM大会に登壇して和製ハワイアンについて検討した際、デニングの「耳の脱植民地化」からヒントを得て、近代日本の事例は「耳の帝国化」の観点から考察できるのではないかという話をしました。それについて論文を書くつもりが先延ばしになっていたので、このプロジェクトで改めて考えてみるつもりです。
今回の発表では、1920年代後半〜30年代の音楽家やレコード音楽の移動と流通が、日本において「エキゾチックではないはずのものをエキゾチックなものとして聴く耳の形成」にいかに繋がったかということを論じます。

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ワークショップ「文化の翻訳:社会的、芸術的、科学的交流における問題を考える」
1月15日(水) 13:30-17:50 早稲田大学戸山キャンパス33号館6階第11会議室

【プロジェクトオーガナイザー】
松本直美(Goldsmiths, University of London)
押切貴(University of West Indies at Mona)

【早稲田ワークショップオーガナイザー】
榊原理智(早稲田大学)
塩野加織(早稲田大学)

【プロジェクトメンバー/発表者】
鈴木晃仁(慶應義塾大学)
玉利智子(Goldsmiths, University of London)
林萌子(University of Oxford)
葛西周(東京藝術大学)

http://flas.waseda.jp/jcs-j/2020/01/10/文化の翻訳-社会的、芸術的、科学的交流におけ/

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